C90Z徹底解剖!

川に流されそうなC90Z

⓵、89ccフルサイズE&G

⓶、大容量5.5L大型燃料タンク

⓷、アンチリフト機構

⓸、フレーム補強リブ

⓹、C90専用モナカマフラー

⓺、ポジションランプ

⓻、メッキパーツ

以下、順に記載詳細を記す。

・・・046・・・

⓵、89ccフルサイズE&G

1964年発売、CS90をベースにデチューンした89ccSOHCエンジン。

行灯カブ50、70と比して動力性能、走破性は各段に向上。

カムはベンリーC201、後年のCD90と共通の052カム(俗称)

余裕の2速発進。

ギアレンジは2速50km、3速95km。

実際は90kmちょいが限度とみられる・・・。

★現在はMD90がこのエンジンの血統を継ぐ

現在も補修部品は出る

ex)カムチェーン回り、EGコイル、ポイントなど。

(※カムチェーンテンショナースプリング、

進角ガバナはND、国産などなどすべて廃盤。

アイドリング不良などで手詰まりの場合は

ジャンクのCS90エンジンからの摘出がベター)

あとはシリンダとヘッドをつなぐ銅ワッシャが違う。

MD90用ではなく、CT90用が正解(廃盤)

入手できない場合はMD90用を切り欠いて代用可。

★バッテリー点火!!!

以下wikiより・・・

バッテリー式点火装置

スターターモーター(セルフスターター)などの

消費電力の大きな電気機器を搭載する近代的な自動車においては

大容量のカーバッテリーが搭載されるため、

マグネトーに代わってバッテリー式点火装置が用いられるようになった

これは発電力の大きなダイナモオルタネータから発電される電気を

一旦バッテリーに蓄え、バッテリーからの電力を

気筒に配電する装置であるディストリビューターに内蔵されたコンタクトブレーカーに入力し

点火コイルを用いて電圧増幅を行い点火を行うもの(中略)

バッテリー式点火装置と実用的なセルフスターターの登場により

自動車は中高年などの腕力が弱い方々でも容易に運用出来る乗り物となり

その後も鉛蓄電池や発電機の進歩によって普及が進んでいき

現在でも人力では始動が困難な大型エンジンの点火装置の主流であり続けている。[1]

なお、小排気量オートバイにおいては、(中略)

キックによるクランキングでも充分な点火火花が得られるため安定したエンジン始動が行え、(中略)

キック始動性能が高いといえる反面、バッテリーが完全に上がっていると始動が全く行えなくなる欠点がある。

・・・以上

なるほどわからん。

平たく言えば、バッテリー上がると即死です。

⓶、大容量5.5L大型燃料タンク

その1で熱くなりすぎたので、これ以降は簡素化します。

5.5リッターです。(MD50/90が5リッター)

燃費は40キロそこそことはいえ、忘れたころにリザーブに入ります。

このころのホンダは排気量によってタンク容量が明確に分かれており

あんどん50が3L

70が4L

という塩梅です。謎の差別化です。

というか行灯50は100kmも走れば予備タンクになっちゃう。

⓷、アンチリフト機構

ブレーキを握っても普通のカブのようにフロントがぴょこぴょこしない。

優れた機能。

ただしボトムもしないので気持ちが悪い。

C90Z、Z1のみ装備。Z2ではコストカット?省略。

⓸、フレーム補強リブ

この年代の90フレームは強度を出すためと思われる段差がついている

基本90系のみだが、行灯70の最終型では70フレームにも拘わらず

金型が変わりリブが追加されている(結構レア)

現在はMD90にもみられる。出るとこ出てるこの段差がエロ。

⓹、C90専用モナカマフラー

大容量の専用マフラー

結構大きい音が鳴る。

90の刻印があるがそのほかは何もなし。

シンプル。

中古市場でもたまに出るがステー欠品多し。

C90専用ステーを手に入れておかないと泣きを見ることになる。

バッフルはCS/CL90用がポン。

⓺、ポジションランプ

二輪車としては初めて採用されたポジションランプを装備

6v3w黄色電球が指定。

黄色の色付きは終売しているので

クリアーの奴を買って黄色塗料にドブ漬けしておくことをお勧めする。

バッテリー点火は電圧が安定しているので明るさMAX

⓻、メッキパーツ

この時代の最上級グレードならではともいえる

メッキパーツが各所ちりばめられている。

フォークのボトム部分、シート、リアショックのブラケットなどなど。

なおC90もZ2になると車体と同色にに塗られているところもある

ex)リアショックブラケット

・・・でもそれも一興(塗り好き)。

質問は随時受け付けております。BBSまで()

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