C90ZM徹底解剖!
セルダイナモ兄弟
新潟県新発田市のアーケード街にある呉服屋さんが初代オーナーです。
「シャーウッドグリーン」はC90ZMの専用色で、この以外の色の設定は無い
ようです。実用にあたり バッテリー点火車両故にバッテリーが上がると
プラグに火が飛ばず、エンジンが掛かりません。廃棄処分になった車体が多
いため、現在は状態が良い物はレアです。 電装 当時、異端の12V仕様です。
キーをONにすると灯火が点灯するのはC90Zと同様です。メーター内のウイ
ンカーインジケーターはチャージランプを兼ねておりアイドリング回転数では
オレンジ色がうっすら点灯して、走り出すと消えます。N360と同様です。ウ
インカー使用時はウインカーランプとインジケーターが交互に点灯するのも独
自の仕掛けです。 セルダイナモのブラシが減ってしまうとダイナモローターを
焼損するので、運転中にチャージランプがついたままになったら交換する必要
がありますが、ブラシは廃盤で純正部品を利用した修理はできません。 バッテ
リー C90ZMのバッテリーは12V7Aとなります。現在でも中華バイク向けに供給
が有りマキシマバッテリーのMB7-BL-Xがぴったり収まります。(4000円くらい)
2種類有るので端子の向きに注意です。
仕上げました。
12V電装でランプははっきり明るい
バッテリー 新品入れました
欠損した塗装の復元
ホワイトはタミヤc316 fs17875 米海軍機標準塗装色
ブルーは同c322 フタロシアニンブルー ブルーインパルスカラー
ワコーズのメタルコンパウンドで磨き
E1ヘッド
燃料コックはまたがって右側に付いている
タイヤコーション
5.5Lタンク シートはモール付 新型HONDAロゴ有
コルクのパッキンは交換
Youtubeに動画をアップしてあります
行灯カブC90ZM セルダイナモ付12V車両(1970年代初頭製:ボディカラー:シャーウッドグリーン)試乗動画 - YouTube
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